必須アミノ酸を多く含む食品とは?

健康を維持するためには、必須アミノ酸をバランス良く摂取することが大切です。

必須アミノ酸を摂取することは、良質なたんぱく質を含む食品を摂取することになります。

アミノ酸スコアとは、たんぱく質と必須アミノ酸がバランス良く含まれているかを数値化したものです。

アミノ酸スコアが高いほど、必須アミノ酸がバランス良く含まれ、良質なたんぱく質が含まれる食品であると評価できます。

必須アミノ酸が含まれる代表的な食品は、以下のとおりです。

動物性食品肉・魚・卵・乳製品
植物性食品大豆製品・米・小麦
分岐鎖アミノ酸を含む食品鶏肉・牛肉・マグロ・アジ・カツオ・卵
その他黒酢

1種類でも必須アミノ酸が不足していると、たんぱく質を効率的に使われにくくなり、

筋力低下や免疫力低下につながります。アミノ酸スコアの数値を把握して、摂取することが重要です。

例えば、米や小麦はリジンという必須アミノ酸が不足しており、アミノ酸スコアが高くない食品です。リジンを補うために、大豆やオートミール、サバなどのリジンが多く含まれる食品と組み合わせて摂取する必要があります。

分岐鎖アミノ酸とは「BCAA」と呼ばれ、バリン・ロイシン・イソロイシンの3つの必須アミノ酸のことで、たんぱく質の構成成分となるアミノ酸です。

マグロやアジ、鶏肉、牛肉、卵に多く含まれています。

黒酢も必須アミノ酸が含まれる食品です。

アミノ酸スコアが高く、クエン酸も豊富に含まれるため、抗酸化作用がある健康に良い食品として期待できます。

代表的な食品であれば手に入れやすく日常的にも摂取していきやすいので、

徐々に意識していきましょう!

必須アミノ酸とは?

必須アミノ酸とは、体内で合成できないアミノ酸のことです。

アミノ酸は20種類あり、そのうち体内で合成できるアミノ酸は11種類あります。

必須アミノ酸と呼ばれる残りの9種類のアミノ酸は、食事から摂取しなければいけません。

食事から摂取しないといけないとはいえ、偏った食事ばかり摂取しているとバランスが崩れ、

身体の不調をきたす可能性があります。

アミノ酸はたんぱく質を構成する有機化合物です。

たんぱく質は、20種類のアミノ酸から構成されています。

アミノ酸の量や組み合わせによって、筋肉や組織、免疫、酵素など

さまざまな特徴をもつたんぱく質が合成されるのです。

たんぱく質を摂取していく中で

必須アミノ酸は必要不可欠になってくるので

普段の食事やサプリで補うようにしていきましょう!

自然界にはアミノ酸が約500種類あるとされていますが、

そのうち人体のたんぱく質を構成するのは現時点判明しているのはわずか20種類であり、

体内で合成できる11種類(非必須アミノ酸)と、

合成できない9種類(必須アミノ酸)に分類されるのです。